ぜんそく|栃木市箱森町の内科 こばやしクリニック

お電話によるご相談、ご予約はこちら 0282-25-8300

ぜんそく

気管支ぜんそく

イメージ

気管支ぜんそくは、空気の通り道である気道に炎症が起きる病気で、“ゼイゼイ”“ヒューヒュー”という喘鳴(ぜんめい)が症状の特徴です。
気管支ぜんそくの患者さんの気道は過敏になっており、アレルゲン(ダニやハウスダストなど)やウイルス、タバコや冷たい空気などによる刺激が加わると、気道は狭くなります。気道が狭くなると、せきが出たり息苦しくなったりします。

気管支ぜんそくの原因

気管支ぜんそくでは、アレルギーや大気汚染だけでなく、かぜなどのウイルス感染も発症や悪化の引き金になることがあります。

気管支ぜんそくの治療

抗原回避(アレルゲンを排除して、近づけない環境整備)をし、ぜんそく治療薬を適切に用いて治療していきます。
ぜんそくの治療薬には、発作を予防するために毎日定期的に使う長期管理薬(コントローラー)と、発作が起きた時にその症状を鎮めるために頓服的に用いる発作治療薬(リリーバー)があります。

  • 発作を防ぐための薬:吸入ステロイド薬、効果が長く持続するタイプの気管支拡張薬(β2刺激薬、テオフィリン薬など)、ロイコトリエン受容体拮抗薬
  • 発作を鎮めるための薬:速効タイプの気管支拡張薬(β2刺激薬)、経口ステロイド薬

当院では一酸化窒素濃度測定検査を導入

近年、ぜんそくの新しい診断方法が登場しました。「一酸化窒素濃度測定検査」がそれで、吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定することによって気道の炎症状態を評価します。炎症の程度がわかれば、それに応じて薬の投与量を増減することもできるため、治療の効率化にもつながります。当院では、この測定機器を導入しており、患者様をより良好な状態へと導いております。

ぜんそく日誌で自己管理

ぜんそく治療で大切なのは、自分の体調をいつも把握し、自己管理を心がけることです。
その方法の一つとして、「ぜんそく日誌」を毎日つけるのが効果的です。
ぜんそく日誌には、

  • 発作の状況
  • 薬の使用頻度
  • 治療の記録

などを丁寧に記します。
この日誌は、ぜんそく発作が何をきっかけになるのかを客観的に把握したり、薬の飲み忘れ・飲み過ぎを防いだりするのに有効です。また、医師が治療方針を決めるにあたっての情報としても、とても役立ちます。

診療時間のご案内
診察時間
午前9:00-12:00
午後3:00-6:00

午前9:00~午後1:00

月・水・金 午後2:00~2:30 予防接種(小児のみ)
受付は、診察終了の30分前までとさせていただきます。
診察状況により、それ以前に受付終了することがあります。

休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日

  • 患者のきもち
  • facebook